オルタードスケール(アウトフレーズ)の上手なアドリブでの使い方・コツ


様々な7thコードにおけるスケール選択のレッスンでした。

 

題材曲は「The Chicken」

 

全部が7thコードでできていますね。

ブルースの3コードとかもそうですが、この場合いろんな選択肢が出てきます。

 

「大きな一つのキーととして捉える」か、「1つ1つのコードに転調してる」ように考えるかなどですね。

それらの考えから、おおよそ

・メジャーペンタ

・マイナーペンタ

・ミックスペンタ

・オルタードスケール

・コンディミ

・リディアン♭7 etc…

などのスケールで弾けます。

 

生徒さんはだいぶアドリブに慣れてきています。

ただオルタードスケールのような少し“アウト感”が強いスケール時に、綺麗に元のスケールに戻りにくいことで悩んでいました。

 

ここで少しコツです!

小節ギリギリまでオルタードを使って綺麗に次の小節で着地しようとすると、最初は難しいです。

そこでオルタードスケールを使ってる「小節の4拍目」には次に戻りたいスケールを使用し始めると、流れるように戻っていけます。

最初はもっと余裕をもって「3拍目くらい」から戻ってもいいかもしれません。

 

かなり改善されて、こちらで聴いていてもすごく自然にアウト感からインスケールに戻れるようになってました。

オルタードスケールに限らず、少し音の配列にクセがあるスケールは、「バランス感」がものをいいます。

いつも戻るのが難しいと感じる方は、今回紹介したように少し手前から戻ってみるといいですよ!

 

Tsuchiya
アウト感はすごくオシャレに聴こえるので、ロック系のギタリストの方も使ってみて欲しいです。