弾き語りのレッスンで嵐の「ONE LOVE」を行っています。
活動休止を控えている嵐ですが、本当に素晴らしい曲が多いですよね!
嵐だけでなくジャニーズのアーティストさん達の曲は、とても高揚させてくれてハッピーな気持ちや夢見心地にしてくれます。
僕もKAT-TUNや堂本光一さんのサポートをさせて頂きましたが、演者なのに演奏しながら非現実の夢の世界にいるような、とても心地良い時間を過ごしていました。
本当に素晴らしい経験をさせてもらいましたね。
今回はコード進行のお話を少しだけ。
Bメロのグッと来るメロディの裏で鳴っているコードに注目してみます。
マーカーを引いた部分のメロディが特になんとも言えない切なさを表現していますよね。
このKey=G では本来
「E7」➡︎「Em7」
「Cm7」➡︎「CM7」
なのですが、
「Em7」(EGBD)が「E7」(EG♯BD)へ変化することで次の「Am7」(ACEG)への解決力を高めています。
これは『ドミナント・モーション』と言われるものなんですが、G♯➡︎Aというように半音で解決する方が高揚するんですね。
「CM7」が「Cm7」への変化についてはGメジャーキーなのにGマイナーキーに存在する「Cm7」を当てがっているんですね。
『マイナーキーからの借用』なんて言われますが、Gから見て4つ目のコードがマイナーになるサブドミナント・マイナーになることで切なさが表現されるんですね。
こういう【コード・アナライズ】が出来るようになると自分で曲を作る時も、出したい雰囲気にすることが出来ますね!
もちろん、ただ綺麗なメロディーだなぁとギターで弾き語って楽しむのも最高です♪