アルペジオダウンをスムーズに決める


ネイルヒットを含む曲をフル尺で確認しました。

ネイルヒット時のアタック音も良く、綺麗に余弦も一発で止まるようになりました。

 

曲終わりの部分ではフェルマータで少し伸ばしながら、最後を“アルペジオダウン”で締めます。

以下の譜面の「C△7縦波の線(アルペジオ記号)」の部分ですね⬇︎

これは一気に弾くのではなく、ジャララーンと少し時間差をつけて弦を弾いていきます。

この時「指の腹」で普通に弾くのももちろんありなのですが、指の突っ掛かりで滑らかなダウンにならないこともあります。

 

僕の場合は「親指」を反り返し、弦に対して垂直に切っていくようにダウンします。

すると、

・側面の指肉

・側面の爪

が当たることになります。

 

指腹で弾くより抵抗が減り、スムーズにダウンがしやすくなります。

さらに爪の部分も当たることにより、少し固さも出てキラキラした音が追加されることになります。

多少倍音が足されることで「終わりに相応しい煌びやかさが出る」ので、いつの日からか自然と弾いていました。

 

生徒さんにもアドバイスをしたら、やはり弾きやすくなってましたね。

 

Tsuchiya
ほんの些細なことでも、細部にこだわるとフレーズの表情は変わってきます。
ただ弾くだけではなく、聴いてくれる人の心に響く演奏をしていくのは大切にしたいですよね♪