部分転調がたくさんあるような曲のアドリブソロもかなり上達された生徒さん。
次はバッキングの方もアドリブできるようにしていきます。
まず普段からすぐに出せるように、「引き出しを増やす作業」が必要です。
例えば『FM7』のコード。
みなさんいくつ押さえられますか?
シンプルに「4・5・6弦ルート」の3つくらいからスタートするといいですね。
以下のような感じです。
次にいつでも足せるテンションを加えたものを覚えるもおすすめです。
『○M7』の時は(9,13)が気兼ねなく足せます。
上記の4・5・6弦ルートのフォームを元にテンションを足すと
のような感じになります。
その他も歌心重視で「トップメロを意識したボイシング」もできます。
(順にトップ音がDEFG)
中にはルートや全部のコード構成音を含まないものもありますが、F△7目線で見ると以上のようなコードネームの感じになります。
他にも考えられますが、これでも結構なバリエーションになりますよね。
しかも例えば「Cメジャーキー」なら他に『C△7』も存在しますが、ルートの位置さえ平行移動すれば形はそのままで使えます。
「1つのポジション、フォームしか知らない・・・」だとマンネリ化してしまいますが、選択肢をいくつかもっていると
・1回目と2回目に出てきたときで変える
・同じ小節内で2拍ずつでチェンジする
・トップメロで歌うようにチェンジする
など、バッキングも豊富になります。
「体系化して覚える」と効率よくバリエーションを増やしていけるのでおすすめです!