ギター16ビートを自在に操る方法


今回は16ビートのストロークやカッティングについてお話します!

 

先日のレッスンでコードを『D7(9)』一発指定で、

「16ビートのバッキングを好きにお願いします」と言ったところ

何を弾いていいか迷ってしまったようです。

 

16ビートは生徒さん少し苦手意識を持っている方も多いですね。

基本は16ビートに限らず上下ストロークを振り続けることでリズムキープが可能です。

 

特に以下のような箇所で音が伸びてる時に、腕の振りも止めてしまうことで崩れます。

D=ダウンストローク

U=アップストローク

()内は空振りして弦に当てません。

 

最初は違和感を感じるかもしれませんが、止める方がリズムキープは難しいので慣れていきましょう!

 

何かセッションやアドリブをする際にまずは一つだけでも、自分がいつでも出せる16ビートのストロークパターンを持っているといいですね。

よく使われるものはそんなに数ないので、教則本や曲の中で出てきたものを繰り返し弾いてストックしておきましょう。

 

「16ビートストローク・パターン例」

 

カッティングの際のオリジナルパターンを作るコツも紹介します。

まずは左手で弦を押し込まず触れるようにして、音が出ないようにミュート(消音)します。

 

その状態で右手を弾くと音程のないパーカッシブな“ブラッシング音”というものが出ます。

 

先程出てきた「空振り」がアドリブのリズムパターンを作るときに難しい場合、

まずは全部当ててブラッシング音を出すことをオススメします。

 

このパーカッシブな音がグルーヴ感を良い感じで出してくれますしね。

あとは実音を出したいところで左手コードを押し込めばOK!

 

1拍の中に16分音符は“4つ”になります。

この「1,2,3,4」の好きなタイミングでコードを押し込んで実音を出してみて下さい。

そうすれば自分のパターンをリズムを崩さずに作ることが出来ますね。

 

もちろん一箇所だけでなく1,2,3,4の複数の箇所で押弦して良いです⬇︎

 

これらは1拍目だけなので、他の3拍分も同じように好きにパターンを作っていくことが出来ます。

 

「16ビートカッティング・パターン例」

 

いろんな箇所で押弦して、様々なパターンを試してみて下さい。

これに慣れておけばいつでも16ビートのカッティングを弾くことが出来ますね!