演奏における爪下皮(ハイポニキウム)


人によって爪の形に違いはあると思いますが、「爪の長さ」はかなりギター演奏のしやすさに影響します。

ほんのちょっと(1mmに満たないくらいでも)切ることで、急にコードがきちんと鳴るのをレッスンで何度も見てきました。

 

どうしても爪が長いと指を立てても爪先が指先の肉と距離を空けてしまい、弦をしっかり押さえられなくなってしまうんですよね。

爪を切れるならすぐ切ればいいのですが、人によっては爪裏の皮が爪先端までみっちり繋がってることもあります。

この爪裏の皮は爪下皮(そうかひ)=ハイポニキウムと呼ばれています。

 

無理に切って怪我をしてしまったら大変ですからね。

実際に生徒さんも繋がっていて切るにきれず、より弦幅も広く・弦も太く・本数も少ない「ウクレレ」からチャレンジすることになりました。

 

現在はレッスン開始から数年が経ち、爪下皮にも変化が現れ、前より皮位置も下がりより指肉が出やすくなりました。

 

・指肉が出て弦も押さえやすくなったこと

・押さえ慣れてきたこと

・指先の皮膚の固さも多少変化してる可能性(固い方が肉に沈まないので弦を押さえやすくなる)

・演奏に必要な握力、指力が増した

などから、ウクレレを素敵に演奏できるようになりました。

 

お昼頃のレッスンでジャズ曲をウクレレで弾いたりと、かなりオシャレな時間です。

たまに一緒に弾きながら「なんて優雅な時間なんだ」と思います。笑

 

今の指の状態ならギターもおそらく鳴ってくるだろうと思います。

もちろんずっとギターで頑張るというのも選択肢だと思いますが、しばらくの間きちんと鳴らないとどうしてもつまらなくなってしまいますよね。

 

同じような爪をお持ちの方は

・ウクレレで鳴りながら演奏上達&癒し

・爪が変化してギターも弾けるようになる

ことがあると思うので、ウクレレも候補に入れてみるといいですよ♪