楽器を演奏したいと思う人の中でも
・コードは原曲通りでなくても合っていればOK。弾きながら歌いたい
・バンドスコア通りに弾いてみたい
・とにかくいろんな弾き方を覚えていきたい
など様々ですよね。
生徒さんには
・難しいことができる
・速く弾ける
など表面的なスキルだけでなく、音楽的な力も磨いていって欲しいと思ってます。
そしてそのためのレッスンを行うことも多いです。
コードとシンプルなメロディだけでも、とても音楽は心地いいですからね。
僕が思う「音楽的な力」は『操れる力』です。
例えば
・コード表記を見ればいくつかフォームが浮かび、適宜選んで押さえられる(コードブックを見ずに)
・右手の弾き方のバリエーションが取れる(ストローク、アルペジオ、カッティング、ウォーキングベース、指弾きetc…)
・コード進行を見て、その上で転調も含めアドリブでソロが取れる or 決め打ちでもソロを作れる
などです。
これはセッションなどで活きてくるスキルですが、以上ができると楽曲のコピーも早くなります。
しかも、原曲通りでなくても自分でアレンジが効くようになります。
そうすれば自分の好きな曲のコード譜を見ただけでコードを押さえられた上で、
「ここは静かな部分だから白玉で伸ばそう、折り返しからはアルペジオ入れて、サビは盛り上がるためにストロークを。ここのエンドはアウトソロでアドリブ回そうかな。」
などができます。
それぞれの曲の大事な本質部分を捉えられれば、あとは箇所箇所でフレーズを取ったりアドリブしたりと楽しめます。
今回のレッスンでも音楽力を上げた生徒さんが、改めてご自身の好きな曲を弾いていくものでした。
壮大なバラードなので、印象的なストリングスのイントロメロをギターで拾い、あとはセクションで右手を弾き分け、アドリブのソロも入れていく予定です。