ギター奏法「ネイルアタック」のポイント


基本的なローコードの押さえ方と8ビートのストロークを終えたところで、

生徒さんの弾きたい曲でのレッスンでした。

 

「ネイルアタック奏法」を使った曲だったのですが、コード自体はローコードの応用だったのでトライ。

【ネイルアタック】
弦に爪を叩きつけて「チャッ」というパーカッシブな音を出す奏法。
コードの実音と混ぜることで一気にグルーヴィーになる。

 

まだ指弾き奏法の前だったのですが、どんどん生徒さんはコツを掴んできました。

 

まず大事なのはルートの意識。

例)Em7ならEの音

 

指でつまむ弦は「コードのルート+α(321弦など)」

しっかりルートを弾くことで、コードのチェンジ感も強まります。

なのでコードを覚える時は、“ルートの位置が456弦のどれなのかも一緒に覚える”のが大事です。

 

次にネイルアタック時に指だけでなく、右手の手刀部分(ブリッジミュートに使う部分)も同時に弦に付けるようにします。

これによりしっかり振動していた弦も一発で止まりますからね。

 

何回に一回かは親指を弦にヒットさせずに浮かせてしまうことがありました。

これだと456弦の太い弦に当たらないので、「チャッ」という綺麗な音が出ないんですよね。

 

まとめると

・コードのルートを理解して必ず鳴らす

・ネイル(指)だけでなく、手刀部分もヒットさせる

・親指がいい音を出す要なので、しっかりヒットさせる

というのが大切で、すごく改善されたポイントでした。

 

コードバッキングが一気にオシャレになるので、習得しておくといいですね♪