パワーコードの形を覚えられたので、お好きな曲のサビをパワーコードで弾くレッスンでした。
パワーコードは「1・5度」という音程で弾くので、明るい暗いを決める「3度」がありません。
「C」でも「Cm」で同じ形で弾くことができるので楽ですね。
使える色が少ない感じなので、オリジナルの世界観までは出ないかもしれませんが、十分歌うことはできます。
1つ1つのコードはキレイに押さえられても、コードチェンジの時に焦って少し形が崩れてしまうことがありました。
その時のポイントを挙げます。
●人差し指がフレットに沿っていない
●脇を締めすぎている
です。
●人差し指がフレットに沿っていない
人差し指をきちんとフレットに沿わせないで、
「フレットから距離がある」
「斜めがけのようになる」
(※ルートが3フレットの場合、左手人差し指の第二関節あたりが2フレットの方にある)
と薬指もフレットの側に置けません。
全体的に形が崩れやすいです。
しっかりと人差し指をフレットに引っかかるように沿わせると、薬指の側面(小指側)もフレットに平行になりやすく形が決まります。
●脇を締めすぎている
もし指のフォームがきれいに合っていても、脇を締めすぎると形が整いません。
そもそも脇を締めすぎている状態は力んでいます。
ギターはリラックスして弾くが本当に大切です。
「力を抜いて自然に体が動く状態が正解」になるようになっています。
脇を締めすぎると薬指がネックから離れるような方向に動きます。
押さえたい方向と逆にもなります。
「フッ」と脇の力を抜いて落ち着く位置が正しい位置です。
少し脇の間に空間ができると思います。
以上のアドバイスで本当にきれいな形で押さえられるようになりました。
本人もその状態が一番楽に押さえられるんですよね。
きれいなフォームと出てくる音も相関関係があると自分は思ってます。
なかなかうまくパワーコードが決まらなかった方は試してみて下さいね!
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