アドリブで思うように弾きたいと思っても、なかなか思い描くように弾けないという方も多いと思います。
「アドリブが上手く弾けない理由」はいくつかあると思いますが、弾いてる音符のイメージが出来ていないことが原因になっていることがよくあります。
たくさんの指板上のスケールの位置を覚える事よりも前に、リズムに乗って弾けるようにすることが大事です。
まずは代表的なペンタトニック・スケールの形から4つの音を抜き出してみます。
これによってまずスケールの形が入ってないから弾けないという理由を取り除きます。
次に【無窮動トレーニング】といって、音符を弾き続ける練習を行います。
ずっと弾き続けれるなら、好きな時に休めるでしょって考えですね。
この無窮動トレーニングを行う際に弾き続ける音符の音価をまず固定します。
4分音符のみ8分音符のみ16分音符のみ、、、といった感じです。
これによってなんの音符を弾いたらよいか分からなくて弾けないという理由を取り除きます。
こうしてると8分音符は弾き続けられるけど、16分音符は突っかかるなど出てくるでしょう。
こういう方は今までアドリブで突っかかっていたのも、16分音符を出そうとしていた時かもしれませんね。
なので16分音符で弾き続けられるように練習あるのみです!
各音価の音符ずつで弾けるようになったら8分+16分などミックス練習して下さい。
各音価の感じ方はテンポによってもかなり感じ方が変わります。
上記の一連の練習を“BPM90、120、170”などいろいろなテンポで弾く事で効果も倍増です。
あとは「スイング」や「シャッフル」気味に弾くと一気に弾き心地や左右の手のタイミングの感覚も変わります。
これも含めて練習すれば様々な曲やテンポに対応できるようになりますね♪
アドリブで演奏するには、もちろん伴奏のコードによって気持ちよく響く音を選ぶことも必要になってきますが、まずは自分の思うリズムで弾けるようになってみて下さい。
弾けるようになったら、指板の範囲を広げていき最終的には全指板上を自由に駆け抜けるようにする。
やるべき練習が見えたでしょうか?
目的地がわかれば練習にも熱が入りますね。
先程の4つの音をキーに合わせて並行移動すれば、好きな曲の上でも練習可能です。
楽しみながらトライしてみて下さいね!